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タペットクリアランス調整

今日はお休み!

最近電気のことで頭がいっぱいいいっぱいで。。。
バイクはそもそも電化製品じゃない!!
ということで、最近全く手を付けていなかった、エンジンメンテナンスを。

久々のタペットクリアランスの調整。
今回は、久しぶりだし折角なので、手順通りにレポw
※わたくしBMW-2v-ボクサー1年生ですので、受け売り&我流のため、参考にされる方は自己責任でw



エンジン冷間時に作業開始。(わたしは一晩はおきます)

まずピストンの上死点出しに向け、楽にクランキングさせるために、燃焼室の圧縮を抜くべくプラグを抜いておく。
ま、抜かなくても、とりあえずできるけど。。。。。

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ここからmotoは、上死点出しの前に、先にタペットカバーを取り外す。

裏側のナットを前後で外し---

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センターナットを外し-----
※オイルが少量落ちてくるので下に受け皿を。

タペットクリアランス調整_f0310771_21524448.jpg



これでタペットカバーを離脱。

タペットクリアランス調整_f0310771_21543496.jpg



引き抜く際、カバー・ボルト穴の奥にワッシャがあるので無くさぬように。

タペットクリアランス調整_f0310771_21533064.jpg



これを左右で行って両方のタペット周りを露出してから---
※ここまでの作業を先にやるかは個人差あるかと思います。



次に、後輪を浮かして右手でリアホイールを回しながら、左手でギアレバーをシフトアップ。5速まで入れておくと簡単にクランキングできる。

エンジン左のタイミングホールキャップを外し、カタンカタンと後輪を回しながらフライホイールを回転させてOTマークの線をホール中心にもってくる。

タペットクリアランス調整_f0310771_21491856.jpg



これで上死点が左右どちらかに来ている。露出したロッカーアームを揺すってみて、カタカタと余裕がある方がバルブが完全に閉じて上死点出しできている。
左が出ていたので、左側から作業開始。(順番ってあるの?)
※反対側をやるときは、もう一度クランキングしフライホイールを一周させてOTマークを改めて出す。 ←これ忘れて反対側もやると、えらい事になる。(わたし一度だけやってしもた過去ありw)


まずは、欠けやすいロッカーアームベアリングと、プッシュロッドの状態を確認することに。
シリンダー一式を貫通留めしているスタッドのナットを上下外してロッカーアームを取り外す。
※ホント締め付けの均一化としてはIN側OUT側同時に緩めた方が良いのかも・・・

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ロッカーアームを引き抜く。
ロッカーやシャフトなどが落下しないように、上下を指で押さえて。

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スラスト方向(縦)のクリアランスを少し詰めようかと思いシムを用意したけど、逆にきつくなってしまったので今回は見送った。もう少し薄いものにしなくては。

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ロッカーを外し、シャフトを少しだけずらして、ベアリングの状態を上下確認。安易にシャフトを全部抜くと、ベアリングがばらばらと落ちてきてパニクります。。。。レースも含め、欠け割れ無し、良好。

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続いてプッシュロッドを確認。スルッと引き抜くだけ。

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傷も無く良好です。
コイツが当たるリフターはどうなってるかは見えないけども。(前回確認時は問題なしだった)

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プッシュロッドをさし戻し、ロッカーアーム一式を元通りに組む。シャフト上部のポンチ痕がある方が手前にくるように。ん〜〜スラストは0.10mmが入ってしまう。規定では0.03〜0.07くらい。やはり次回0.05mm前後詰めなくては。

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同じ事を、2バルブ×ツイン=全4箇所チェック。
スタッドを締付トルク15→25→35Nmで締め直し。


お次は本題のタペットクリアランスの調整を。

吸気側は0.10mmに合わせアジャスティングナットを締め付け。締め付けトルク20Nm。
シックネスゲージを吊しても落ちない程度に?

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排気側は0.15mmで。今回はちょい詰まってた。

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同じ事を左右でやる。
分解と逆の手順でカバーを戻して終了。

以上、ビギナーの、ビギナーによる、ビギナーのための、タペットクリアランス調整講座でしたw
間違いがあったら、間違ってんじゃねーか!と 隣の人に八つ当たりしてくださいw





今日はついでに、ホットワイヤーから純正品に戻したプラグコードを新調。
ビーマーさんにお願いして購入。購入メールの翌日に到着。

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ビーマーさんって、今まで部品頼んで在庫が無かった事はない。すごい在庫数と早い納期(笑)
これはディーラーも真似できんだろうなあ。。。というかディーラーがビーマーさんから仕入れてるかw

左が今までのコード。ひび割れが出てきている。

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これで点火系は、IGトリガー/IGモジュール/IGコイル/プラグコードと、全てリフレッシュ済み。

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先日交換したシリコンタイプのオイルパンガスケット。
ん〜〜漏れてますね。。。。まし締めしておこう。どう考えても、2.5Nmって緩すぎだろう(笑)

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子守担当の時間まで、ちょこっと試走。
パニア無しだと、取り回しが軽い軽い。。。

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キャブも少し同調しなおして、まあまあ良い感じに。
バッフル入れたルフトマイスターも、ほどよく低音響かせてくれる。冬には似合う音かもしれないw

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だいぶお騒がせしたストール症状。
ホントに直ったのかな。。。

なんか、ビミョーに、ストールしそうな空気を醸し出す瞬間もあったりして。。。

あ〜〜イヤだイヤだ。
もう電気は触るとこ無いぞ!

あとは圧縮漏れかw
よっしゃ、そうなりゃやっぱりヘッドOHだな。


でも、もう夏は触らない!


長い記事になってしまいました。
お付き合いありがとうございましたーw





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by moto-rs | 2014-08-31 23:27 | メンテナンス